ポーター賞にみる企業が生き残る経営戦略
経営戦略はここを読め
一橋大学院国際企業戦略研究科は、第三回ポーター賞をスルガ銀行、セブン-イレブン・ジャパン、トレンドマイクロ、シマノの自転車部品部門が受賞したと発表した。
ポ―ター賞は、独自性がある優れた戦略を実行し、その結果として高い収益性を達成・維持している企業を表彰するため、2001年7月に創設された賞。
ハーバード大学のマイケル・E・ポーター教授に由来している。
この賞は、日本企業は業務の効率化競争において優位を得たが、品質による競争に留まるのでなく、戦略とイノベーションによる競争に移行するべきだとの考えが背景。
日本企業が競争力を確保するには、真の収益性をもたらす独自性のある戦略を作り上げるべき、だとする。
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一橋大学院国際企業戦略研究科長 竹内弘高氏によれば、競争優位に立つためには戦略的なポジショニングがより重要。
戦略的なポジショニングとは他社と異なることを実行することで、何かをやらないことが戦略だという。
その例として半導体事業を挙げる。日本と欧米の企業を比べてみると、半導体事業の各分野において日本企業はほぼすべての分野を手がけるが、欧米の企業はどの企業も半分以下の事業分野に絞り込んでいる、という。
ポーター賞は、第一回はマブチモーター、松井証券、HOYA、キヤノン、第二回はアスクル、武田薬品とオリックスの一般ファイナンス事業部門の各社・各部門が受賞している。
企業の生き残り戦略の基本はシンプル。本格的にITを活用し、もう一段のオペレーション効率の向上を図ることと、何でもやるのでなく「何をしないか」を戦略的に判断し実行すること、選択と集中の徹底だ。
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