人材スカウトの戦略−松下電器産業
松下電器産業が、人材スカウト会社を設立し、戦略分野の開発力を高める為に、積極的に技術者の引き抜きを行なう行動に出た。
代表取締役 矢島雅己
- デジタル家電や半導体などの先端技術力の外部流出を防ぐ為に技術のブラックボックス化が中村邦夫社長の経営計画の骨子の一つと位置付けられているが、さらに進んで、同分野の即戦力となる人材を二年間で600人強、中途採用する。
- 松下が中途採用に専門会社を設立するのは、人材獲得の動きを通じて事業戦略が漏れないようにする狙いが大きい、というが、かつて「真似した電器」と揶揄された松下が、今その当時の真似した戦略をとる、サムスン電子に危機感を感じて動いているという。
- 韓国、台湾勢と覇権を争う液晶やプラズマ、有機ELなど薄型パネルの分野では、優秀な人材獲得をめぐって激しいスカウト劇が繰り広げられている。
外国勢は高額年俸を提示し人材を引き抜きにくるという。
人材スカウトを行なう人材コンサルタントとして
大手企業は大きな動きを考えるべき
- 人材スカウトの世界で松下の名前だけで優秀な人は動かない。
- 二年間で600名の中途採用をこれまでの人材紹介会社の協力なくして、設立したての人材スカウト会社だけで出来るとは到底思えない。
- だとすれば、紹介業界の料率秩序と独立仲介の精神を乱す要因になるだけだ。
- 大手企業は自社へのサービスを目的に子会社を設立することが多い。
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親会社を見ながら行動することが多いため、そのサービス業界においては取引条件や料率に独立した業界としてのスタンスを乱される思いがある。
- もっと大きな稼ぎを大会社ならば考えて欲しいものだ。
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