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| 日本スマイルセラピー協会とは、スマイルを広く社会に広めるために設立された協会です。日本人はよく笑顔が苦手だといわれていますが、笑顔の効用は幅広く、健康、美容、メンタル、人間関係など多岐に渡ります。
今回は会長であるマック赤坂さんのオフィスにおじゃまして、就活中の学生に向けて、笑顔の効果と面接対策、スマイルパワーについてのレクチャーを受けました。
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始めるきっかけになったのは、伊藤忠時代にアメリカに行って、日本人とアメリカ人の笑顔の表情にギャップを感じたことですね。当時から、日本人は笑顔を作ることが苦手で、仏頂面の人が多いと感じていたので、自分も得意ではなかったですが、それではいけないということでスマイルセラピーを始めることにしました。 |
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| 笑顔にはナチュラルキラー細胞の活性値(NK活性値)を上げて癌細胞を殺す働きがあるんですけど、大学の卒論で食品中の発癌性物質に対する研究をしていたことが今に役立っていますね。 |
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| 違いはありますよ。日本人は知らない人に笑顔の表情を見せない人が多いけれど、アメリカでは初対面でも向こうから笑顔の表情をしてくる習慣がありますね。 |
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| 笑うことの効果は、大きく分けて4つの分野にわかれます。それぞれ「健康」、「美容」、「メンタル」、「人間関係」です。「健康」には生活習慣病の予防など、免疫効果を高める効果があります。「美容」にはお肌のしわ、シミ、たるみを防ぐ効果があります。「メンタル」には心の持ち方をポジティブにしたり、うつ病対策に効果があります。「人間関係」には好感度を上げ、コミュニケーションを円滑にする効果があります。 |
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| 違いがあります。友好関係を広げるときの笑顔は「快のスマイル」といって、自己完結型の 「For me」の笑顔なんです。漫才や落語を聞いたり、友達との会話を聞いて自然に出てくる笑顔のことですね。それに対してビジネスで使う笑顔は「社交のスマイル」といって「For
you」の笑顔なんです。いわゆる作り笑いのことですが、女性がメイク(お化粧)をするように、笑顔でメイクするといった考え方をします。 |
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それには、まず、自分の笑顔の表情が相手にどう伝わるのかを知ることです。笑顔、真顔、怒った顔の表情をそれぞれ作ってみて、スマイルグラフにして比較して
みてください。口角の上がる角度が一番高い地点をプラス30度で笑顔とし、低い地点をマ イナス30度で怒った顔と定めます。
ポイントは、自分が口角を上げて笑顔の表情を作ったつもりでも、相手にはそう見えていな
い場合が日本人の顔の特徴から多いので、オーバーにやってみることです。
日本人の真顔っていうのは仏頂面なんですよ。自分の顔の表情の違いを確認することから、
笑顔のトレーニングは始まります。誤解してはいけないのは、いつもニヤニヤと笑顔を作る ことがスマイルなのではなく、TPOに合わせた表情があってこそのスマイルなのですよ。 |
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弊社でも就職活動用にスマイル講座を開校していますが、その中から1つアドバイスすると、
例えば圧迫面接ってありますよね。この人を採用するのにあたって、忍耐力はどれくらいあるのかテストするための面接のことです。面接官は真顔で気に障る質問をして、あな
たのことを探ろうとしてくる。
そういうときは、スマイル100連発(※1)で面接を乗り切って欲しい。そうすれば、ピンチを逆にチャンスに変えることができます。社交のスマイルを心得ていると、5人のグループ面接なんかでも、圧倒的に目立つわけですよ。他の人が緊張して顔がどんどん笑顔でな
くなっていくところを、全然めげずにスマイル100連発で返して欲しいですね。
社交のスマイルには「ミラー効果」と言って、相手に良い意味で笑顔を伝染させることがで
きます。こちらがずーっとニコニコ、スマイルしていたら、いくら怖い顔でやっていてる面接官でも次第にニコニコしてくる。これは負けたなと。この人は圧迫しても無理だなと。白旗を揚げるかもわからない。これが狙いです。
※1 スマイル100連発 ・・・マック赤坂さん用語 とびっきりの社交
スマイルで常に振舞うこと。 |
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| スマイルの「人間関係効果」。この作用なんかと関係してくるのですが、これには具体的に「緩和」、「応諾」、「調整」、「傾聴」と4つの要素が含まれています。
「緩和」というのは、緊張の緩和などの意味で、自分のスマイルを見た相手がリラックスするという効果があります。「応諾」というのは、説得力などの意味で、人にものを頼むときに真顔の仏頂面で頼むよりも、スマイルを持って頼んだほうが相手はNOと言いにくいといった効果があります。「調整」というのは、トラブルの解決などの意味で、これもやっぱりスマイルで乗り切った方が円満解決となりやすい。最後に、「傾聴」というのは、真剣に話を聞くなどの意味で、面接の時にスマイルをもって頷いて面接官の話を聞くと、印象が違って見えるし、相手は関心を持ってくれる効果が期待できます。
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| そうですね。もう1つ。面接など初対面の相手と会うときは、「SEA効果」を意識して臨むと良いと思います。SEA効果の「S」はスマイル「E」はアイコンタクト「A」は挨拶です。
「SEA効果」を実践すると、例えば「おはよう」とか「失礼します」とか「ありがとう」とか、ちょっとしたことでもあいさつが出て来やすくなり、普通に挨拶するよりも印象がアップします。挨拶は面接の基本マナーですし、緊張して言葉に詰まることもこれで防ぐことができますよ。
それから、履歴書やエントリーシートの写真なんですが、最低でも口角10度アップのスマイ ルで撮影しましょうね。これも印象アップに繋がります。健闘を祈ります。
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笑顔は必要と言うことじゃなくて、笑顔はなければいけないものです。例えば、職場の人間 関
係を考えてみても、上司や社長が仏頂面だったら、働きづらいですよね。
報告、連絡、相談のことを「ホウレンソウ」と言って、会社では何かあると部下が上司に、報告をしなければいけないのですが、その時に課長や社長が仏頂面だったら、報告しなけれ
ばいけないことも、機嫌が悪そうなので今日はやめておこうかと思いたくなりますよね。こ れがトラブルの種にもなるんです。
スマイルのある会社、先ほどお話した「SEA効果」を実践して、挨拶が飛び交う会社ってい
うのは、社内のコミュニケーションも活発になり、社員のモチベーションも自然と高くなっ ていきます。社員のモチベーションが上がると業績にも繋がってくる。結果的に、社長にと
っても会社にとっても良い方向へ進んでいける。ポジティブな連鎖を起こせます。
意識してスマイルをするっていうことは、それだけ、メリットが多いと言えるんですよ。 |
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| ◆編集部より |
取材当日は、朝9:00に赤坂の駅に少し余裕をもって到着。駅近くのドトールコーヒーで一休みして、学生に考えてきてもらった質問項目の最終チェックを済ませ、赤坂さんのオフィスへ向かいました。
マック赤坂さんは面白い方で、出会いから「エヘッ」とおちゃめなポーズで、学生の緊張を和らげてくださったり、良いムードの中取材を始めることができたように思います。
今回、マック赤坂さんのお話を伺って笑顔にも種類があって、「快のスマイル」と「社交のスマイル」は違うこと。「社交のスマイル」が就職活動やビジネスにおいて、意外な効果を起こしてくれることを発見できました。
ホントにスマイルって奥深いですね。
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