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コンサルタントに
「転職の今」を聞く
転職サイトCCN特集
「藤間公認会計士税理士事務所」所長 代表取締役
Toma Akio
藤間 秋男
【Profile】
明るく、元気な、前向きコンサルタント。ご本人曰く「元来勉強が苦手な落ちこぼれだった」藤間さん。税理士、公認会計士、中小企業診断士、司法書士など多数の資格を取得され、現在は総勢120名が所属する、総合コンサルタントファームの代表取締役を勤める。「本物の一流専門家集団づくりによる、社員とお客様の幸せづくり」をモットーに、会計税務業務を中心に幅広い分野の専属コンサルタントによるワンストップサービスを提供。著書に「1/4は捨てなさい!」「手に取るように税金用語がわかる本」など多数あり。
【HP】
藤間公認会計士税理士事務所 |
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総勢120名画所属する、総合コンサルタントファームの代表取締役を勤めてらっしゃる藤間さん。「コンサルタント」という仕事の魅力や、企業から求められる財務・会計コンサルタントになる為の資質についてお話をお伺いしました。
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コンサルタントに「転職の今」を聞く!のQ1〜Q6はこちらから>>>
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Q7 コンサルタント業界で求められる人物像について教えていただけますか
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1.素直 2.勉強好き 3.プラス発想
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まず、素直な人。人の言ったことを素直に聞けて、それを自分の事として考えられる人。2番目は勉強好き。3番目はプラス発想、まず何でもやってみようと言える。
これがコンサルタントとして絶対成功するポイントだと思います。お客さんからの相談に対して、他人事のようなアドバイスをするコンサルタントっているんですね。「なら、やってみたら」とか、「私は良くわからないけど、責任は社長が取るんだから自分で決めて」みたいにね。
そうじゃなくて「こういうプランだったら私はこう思うけど、社長はどうですか?」っていう提案ができる、熱意と素直な思いを伝えられる事が大切ですね。 |
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あとは、今の世の中、熱心に学ばないと本当に時代に乗り遅れますから、学ぶという事も大切ですね。3つめのプラス発想っていうのは、まずやってみる。まずお客さんに伝えてみるって言う気持ちがないとコンサルタントはできないと思います。
やっぱり追われてるコンサルタントと追ってるコンサルタントがいるんですね。追われてるコンサルタントって言うのは、やらなきゃいけないことを常にお客さんからどうなったどうなったって言われる人。追ってるコンサルタントっていうのは逆に先手先手で、1ヶ月や2ヶ月先を見て話しをしていく、そういう人が伸びると思いますね。
あと、提案力や企画力がないとやっぱりだめですよね、社長の言ったことを「そうですね、それいいですね」って毎回言ってたら、すぐ解約されちゃいますよ。
私たちは社長と違う考え方を常に提案していかなきゃいけない。それと同時に褒めてあげる事もしなくちゃいけない。褒めながらも「社長、僕はそれは違うと思いますよ」って、「その部分はある意味では正しいかもしれないけど、ここの面はやっぱり違うと思いますよ」ってはっきりお客さんに伝えてあげられないといけないし。だからイエスマンでもだめだし、常にノーばっかりな人でもだめだと思いますね。
先日「感動セミナー」っていう講演を聞いてきたんですが、感動っていうのは期待値と実際との比較なんだそうです。期待値と実際が同じだと「満足」。期待値より実際が上回れば「感動」に変わる。期待値より実際が下回れば「不満」になってしまうんですね。だから、感動し続けられるコンサルタントはお客さんから支援されますよね。そういう意味ではお客さんに親身に相談に乗って、一生懸命対応していくっていう事がやはり大切だと思います。
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Q8 一般的に新卒は理系が求められるそうですが、転職の場合はまた傾向は 違うのでしょうか?
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コンサルタントは学校の勉強ができるだけじゃ駄目 |
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一番重要なのは性質、性格ですね。素直さ、勉強好き、プラス発想がないと、どんなに学校の勉強ができても駄目ですよね。ある方が「成功する人間は、気持ちの持ち方と熱意と能力の掛け算だ」と言ってるんですね。情熱とか志しが凄く高い人や、前向きな発想を持ってる人は、たとえ能力が低くても絶対お客さんは好いてくれるんです。
能力があっても、どんなに頭が良くても、熱意がマイナスの人はお客さんがかわいがってくれない。そういう意味では能力より想いとか熱意とかをお客さんに伝えきれる人のほうがいいコンサルタントだと思いますので、理系の人が必ずしも向いているとはあまり思いません。1年2年やってみれば、後は何とかなるんですよ。 |
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会社の経理から税理士資格を取り、お客さんから信頼されるコンサルタントへ |
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前にうちにいた社員で、5年間勤めた後結婚して退職した女の子がいるんですけど、会社の経理やってて、税理士資格取ったんでうちに転職して来たんですよ。全く会計事務所経験してない子ですけど、かつてない業績を彼女はあげてましたね。彼女は、とてもしとやかでおとなしいけど、お客さんのために仕事はバリバリやる子だったので、お客さんから信頼されて、辞める時はお客さんからとても残念がられましたね。
経験じゃないですよね、やっぱりそういう素直さが良かったんだと思います。ちょっとした気づきとか、気遣いとかそういうのができる人。ちょっと受付のチラシの束が曲がってたら直すとか。そういうのをパッとできる人はコンサルタントとして伸びるとおもいます。僕たちはお客さんの会社を訪問したときに、気になることは全部言うんですね。「トイレが汚れてたよ」とか、「受付の子が笑顔がないね」とか、そういうことは社長に直接伝えていってあげないとと思います。 そういうことをきちんと言ってあげる事で、信頼感を持ってもらえるんだと思うんですよね。 |
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コンサルティング業界のB'Zやサザンになる |
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期待値と実践を、期待値を1%上回る努力をすればいいんだという話を聞いたんです。例えば、ある提案書を作ったときに、もう一度見直して、何かもう一言付け足してあげるとか、そういうことの積み重ねがお客さんに感動を与えるんだと。お客さんにいかに感動を与えるかっていうのはうちのテーマですからね。うちの、5年後はこうなろうと言ってることがあって「藤間グループは経営理念を実践し必ずお客様と社員を明るく元気にする、コンサルティング業界のB'Zやサザンになる」っていうのがあって。
うち、B'Zやサザンのコンサートに会社で行くんですけど、普段暗くておとなしいやつも、突然元気になって、ぱっと明るくなっていい顔するんですよね。我々もこんな風になれたら最高だなと思って、そんな風に宣言して、お客さんも社員も明るく元気にして、コンサルタント業界のB'Zやサザンになると。これが5年後の夢なんです。
やっぱり「あの人にあったら、あの事務所に行ったら元気になってやる気が出たよ」って言って貰えるのが一番重要で、細かい相談は我々できるけど、プラス元気に明るくなってまた頑張ろうって思ってもらえるようなコンサルティングファームじゃないといけないと思いますよね。「社長、こうした方が元気になるよ!」とか、「社員をどうやったら元気にできるか」とか。そういう提案をしたいですね。 |
Q9 御社に転職者が入ったら、どんな風に成長してもらいたいですか?
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コンサルタントの仕事は永遠に学び続けないと極められない
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まず部署に入ってもらって、お客さんの所に持っていくデータの処理とか、お客さんに連絡するなどの社内の作業をまずやってもらいます。それから、担当を持っている先輩に同行して、その担当者のやってることやトークなどを学ぶ。そういう事を1〜2年やって経験を膨らませて、その後自分も担当を何社かもらって、それをこなしていく。そうすると、だんだん担当が増えてそれが自分たちの経験になりますからね。
最終的にコンサルタントって言うのは、歌って踊れなきゃいけないと思うんですね。講演ができて原稿が書けて、原稿講演を通してお客さんを説得する力をつける。講演すると説得する力がつくんです。私はこれまで講演を1200回やってるんです。講演内容がわかりやすいという評判を頂けるのは、やっぱり大勢に対してもわかりやすく話してるからで、お客さんに2人だけで話してもできるんですね。あと、講演をすると、いい加減な知識がハッキリする事と、まとまった話ができるようになりますね。
原稿を書くっていうのは知識の再確認。いい加減に書けないから、本を見たりして再確認しますからね。書類のチェックもありますし。そう考えるとコンサルタントって絶対歌って踊れないと。要するに原稿も書き講演もできなくちゃいけないって事ですね。だからうちは、ほとんどの社員に入社して2〜3年すると講演をさせてます。原稿は毎月HPのブログを書き直ししてもらってますし、お客さんに対して問題意義のレポートも書かせてます。
私達の仕事って、永遠に学び続けないと極められないと思いますね。私もまだまだ極められてないと思いますし。私達のアドバイスで会社が潰れたり良くなったりするんですから、相当勉強してやるべきですよね。本当に奥が深いものだと思います。
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Q10 スキルアップに有効な資格はありますか?
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資格は持ってるだけじゃスキルアップにつながらない場合がほとんど
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経理職のスキルアップを目指すなら、簿記の2級とか1級を取るのはいいと思います。1級は結構難関ですけど、簿記の1級取ると高卒の人でも税理士の受験資格が取得できますからね。あとは建設業経理士とか、そういう公的な資格を目指すのもいいと思います。
税理士や会計士は、取得するのは本当に凄く難しいです。本気で税理士、会計士目指すんだったら、最低5年間は飲みに行くのも遊びに行くのも一切辞めて、死に物狂いで勉強やって人生変えるくらいの勢いでやらなきゃ無理だと思います。それでも受からない人はたくさんいるんですから。せっかく目指しても、途中で諦めるのは悔しいですからね。
ただ、資格は持ってるだけじゃスキルアップにつながらない場合がほとんどなので、取得後も日々学び続ける事で初めて活きるんだと思います。
あと、診断士の資格は経営者が取るといいと思います。人事制度とか、財務分析とか経営に役立つものがあるので、自分の会社を運営していく為の知識として取るといいと思います。
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Q11 コンサルタントを目指している方にメッセージをお願いします!
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コンサルタントは、人生をかけるに値する仕事 |
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コンサルタントは、人生をかけるに値する仕事だと思います、本当に相手に喜んでもらえるし自分も成長できるし、素晴らしい仕事だと思います。ただ、今コンサルタントっていっぱいいます。はいて捨てるほど。なので、自分が他とどういう違いのあるコンサルタントなのか、コンピタンスのあるコンサルタントにならないと、平均的なコンサルタントじゃ駄目だと思います。
ひとつのところに少なくとも10年は勤めて修行しないと、転々とするコンサルタントでは極められない世界ですよね。しっかり腰をすえて、少なくとも10年はしっかり頑張って、そこでもう学ぶことがなくなったら次に行くのはいいけど、そうじゃなくて何となく転々としながらおいしいとこ取りしてるっていうのはちょっと中途半端だと思います。
人間って、死に物狂いで、一生懸命ひとつのことに打ち込む期間って絶対必要だと思うんです。そういう経験がない人は、大物にはなれないと思いますので、みなさん、しっかり頑張ってください!
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Q12 転職を考えている人にメッセージをお願いします!
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明確なビジョンとそれ相当の覚悟を持って転職に挑んで欲しい
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天職を見つける為に転職するならいいと思うんですけど、隣の芝生は青く見えるんですよね。
転職するなら、もう次の会社に骨をうずめるくらいの覚悟で考えて欲しいですね。
より明確なビジョンをもって、それ相当の覚悟を持って転職に挑んで欲しいと思います。 |
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◆編集部より |
とても明るく元気で、ポジティブな藤間さん。社員の方々もみなさん笑顔で働いてらっしゃっる素敵な企業様でした。
さすが、これまで1200回もの講演をご経験されているだけあって、お話がとても楽しくわかりやすいので、どんどん藤間さんのお話に引き込まれていきます。
取材に伺った私達も藤間さんの元気を分けて頂けたようで「私も頑張ろう!」と、とても晴れやかな気分になる事ができ、藤間さんのおっしゃっていた「コンサルタントはお客様を元気にする仕事」と言う意味を実感する事ができました。
コンサルタントは勉強する事も求められる事も非常に多いですが、自分の頑張りと情熱、前向きさがあれば必ずこの業界で活躍できるのでは、と感じる事ができた取材でした。
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